なんじょう♡市民大学卒業生インタビュー(3期生:大城千春さん)

なんじょう♡市民大学卒業生インタビュー第4回は3期生の大城千春さん。千春さんは9年前に那覇から南城市に引っ越してきてすぐのタイミングで、市民大学生募集の横断幕を見たのがきっかけで入校されました。千春さんの経歴や活動は色々で、野外活動のインストラクター、雑穀料理教室主宰、サバニで島巡り、ハワイの伝統フラ、自然農、養蜂などパワフルです。市民大学ではどのような経験をされたのかお話を聞きました。

「市民がつくるまちづくり」をすすめる南城市をもっと知りたかったから

スタッフ川武

千春さんの市民大学に入学しようと思ったきっかけを教えてください。

大城千春さん

引っ越してすぐのころに車を走らせていたら、横断幕で市民大学のことを知り、すぐにインターネットで調べました。「市民がつくるまちづくり」のことを見て、南城市の取り組みは面白いな、南城市のことを知りたいな、というのが応募のきっかけです。
カリキュラムを見て、講座が面白そうというのが第一印象です。
プロジェクトを作るとかはあとからで、まずは学びたかったです。

月桃というテーマから派生して色々なことができた

スタッフ川武

市民大学での学びや、どんなプロジェクトに関わって、どんな活動をしたのか教えてください。

大城千春さん

1年目は座学がメインで、1年目後半~2年目はどういうことに興味があるかでグループに分かれて、実践していきました。

当時月桃にとても興味があって、仕事で月桃を使った商品開発に携わっていたことが大きいのですが、もっと月桃を活かせることができたらいいなと市民大学の皆に話をしたところ、賛同してもらってプロジェクトになりました。それが月桃再発見プロジェクトです。
南城市は月桃が多く、馴染みが深い植物でもあるし、大里はムーチー発祥の地だったり、すでに生活にも活かされていることから「再発見」と付けました。

大城千春さん

2年目のプロジェクト活動としては、月桃染の体験や石垣島にあるサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」から研究員を講師として呼んで、サンゴを守るために畑に月桃を植えているという取り組みを聞きました。これは自主企画講座として一般の方にも参加してもらいました。
琉球大学で月桃を研究されている多和田教授にもお話を聞きに行きました。

スタッフ川武

月桃再発見プロジェクトは上り太陽(てぃーだ)プランには応募しましたか?

大城千春さん

上り太陽(てぃーだ)プランには応募しましたが、残念ながら通らなかったです。ただ、プロジェクトに関わったメンバーが別の助成金を取ってくれたのと、クラウドファンディングに挑戦して採用された資金で「月桃BOOK」の作成と月桃の植樹会のほか、色々な派生する講座を開催することができました。

クラウドファンディングページFacebook:月桃再発見プロジェクトで取り組みの様子をご覧いただけます♪
リンク先をぜひご覧ください。

人の繋がり、信頼できる相談できる存在がいることがありがたい

スタッフ川武

市民大学での経験や学びが今の千春さんのお仕事や暮らしに活きている、繋がっていることはどんなことか教えてください。

大城千春さん

一番は人の繋がりですね。市民大学を通して南城生まれ南城育ちの人だったり、地元の人たちと繋がれたのが大きいです。市民大学に入学していなければ知り合えなかった人たちだと思います。
今すぐに何かやろうということではないですが、南城市で何かをやってみようと思ったときには、市民大学のメンバーに声をかけてみようとか、相談してみようという気持ちになります。そういった存在がいることが、ありがたいです。
講座もとてもためになったけど、それ以上に人の繋がりが大きいですね。

すでにもっているもので自分が活かされ、まちが活かされる

スタッフ川武

これからの市民大学生や市民大学に応募したい、気になっている人に千春さんからお伝えできることがあれば、お願いします。

大城千春さん

私も含めみんなそれぞれが宝(才能や資質)を持っていて、それが南城市の抱えている問題や必要としているものにどう活かせるかを探していくことが大事だと思います。それが分かれば、自分も活かされ、まちも活かされ、より良い活動につながっていくと思います。
市民大学に応募したいという人はおそらく、何かやりたい学びたいという意識のもとで参加していると思うので、待っているだけではなく、自分から見つけていく姿勢がとても大事ですね。
やりたいことや好きなことが、どうやったらできるかという手法とリンクしていくと、いろんなことが繋がっていきます。
自分だけで繋がろうとするのは難しいけれど、市民大学という肩書を利用して動けることもあるし、色んな出会いもあるので、どんどん使ったら良いと思います。どうぞ楽しんでください♪


編集後記

千春さんが今いちばん取り組んでいることは畑づくり。食べたもので自分ができているから、まず一番は土を地球を良くしたいといいます。島に土地にあるものを循環させていくこと、そのためには微生物をどう元気にするか、どう土地の力を引き出すか、季節によっても新月や満月のエネルギーの違いでも毎日違うから、毎日観察してやってみる。寝ても覚めても畑のことばかり考えている、と本当に楽しそうに話してくれました。
あるハワイの先住民の話をしてくれましたが、山から海までがひとつの小宇宙、生きる全てがその中にあるといいます。ハワイの昔の集落は山から海までがひとつの集落だったそうです。南城市はそういうことが分かりやすい場所じゃないかと、山のてっぺんから水が流れ、森があって、湧き水もあって、集落もあって、、、玉城の山から垣花、仲村渠を通って百名、新原まで。仲村渠と百名が昔はひとつだったという話も地元の方から聞いたそうです。南城市には自然とどうやって生きていくかのヒントが沢山ある、私は私ができることをやっていきたいと千春さんは爽やかな笑顔でしめくくってくれました。

千春さんたちが取り組んだ「月桃再発見プロジェクト」が8年の時を経て、東京のとある小さな島の学校長の目に留まり、月桃の活用法の相談を受けたそうです。商品化されたのか研究段階なのか詳しいことはわからないそうですが、市民大学でのことが繋がっていることが嬉しかったです♪

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