第4回 ムラヤー学習会

地域資源を活かしたまちづくり

  ・「尚巴志塾」事業とマップ集について

  ・ 地域資源の活用事例「仲村渠稲作会」の活動  

    

       令和2年10月5日(木) 南城市役所 1階大会議室

                 講師 まちづくり推進課 大城洋介 主任主事

  

「尚巴志塾」事業とマップ集について


【内 容】 

南城市教育委員会は、地域にある歴 史・文化・自然・生活に対「する新たな気 づきのきっかけになるよう、地域を学 び、活用することができる人財の育成を 目的に「尚巴志塾事業」を実施した。 その事業を通して「尚巴志スピリット =まちづくりに一歩踏み出す勇気」を持 った人材を育成することを目指した。


       カリキュラム




 尚巴志塾は平成29年~令和元年度までの3年間、塾生達が27地区の区長、地域の方々の協力のもと、各班1地区を選び、遺跡、民俗芸能、伝承(伝説)などを調査し、マップに落とし地域の魅力を伝えるストーリー作りを行った。



塾生が作成したマップ


事 例 紹 介

百名区を調査したグループは稲作伝承、汎字炉、遺跡などを組み合わせ、「スピリチュアル」「折り鶴」「合格祈願」をキーワードにトレッキングコースを考案して、百名区の魅力を伝えるマップを作成した。

 

メンバーの中に2人の女子高校生がおり、遺跡、伝承などを現代風にアレンジするという斬新な語り口に参加した区長さんたちも感心し、大いに刺激を受けた様子でした。


地域資源の活用事例 「仲村渠稲作会」の活動

仲村渠区は世帯数105、人口約230人の小さな集落で稲作発祥の地と言われている。

近年は祭祀行事用の田植えが行われているだけで稲作は皆無である。

 一方、稲作を由来とした旧暦行事や綱曳きなどは今も続けられている。400年続く綱曳きの綱を編むわらは他所から購入していた。

 このような中、豊かな田園地帯であった故郷の原風景を一部再現し、仲村渠産わら100%の綱曳きを実現することを目標に、平成29年3月に区内外の若者10人余で「仲村渠稲作会」が結成。稲作を学び、田植えから稲の収穫までを行っている。当初150坪だった田んぼも現在450坪に広がった。収穫した赤米は区民や、イベント出店などで販売している。

 稲作会は水源の清掃、老人会で伝統芸能を披露するなど、地域活動にも積極的に参加

女性会、青年会が消滅した今、地区の行事・催しなどの中核を担っている。


今後の目標

①田んぼを増やし美しい景観づくり ②稲作に関連したイベントの観光化 ③「赤米」の地域ブランド化などを実現

地域活性化と区外との交流を通して過疎化の解消に努めたい。


 当初、若者たちの発案で、区民からの寄付で始まった「稲作会」の活動は地域に旋風を起こし、雑誌、メディアに取り上げられ、区民の理解と協力の輪もさらに広がり、地域資源を活かしたまちづくりのモデルケースとなった。

 





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