9期生1年次第3回講座【南城市の産業について】

11月17日(土)13時~ 南城市産業振興課 係長 伊波 盛弘氏 をお迎えし、6次産業化の取組みについての講義をいただき、また、実際に加工販売をしていて認定事業者となっている9期生の生の声を聞き、販路を見つけることの大切さを知り、さらに皆で、美らイチゴさん、美らグリーン南城さん、美ら音工房ヨーゼフさんを訪問しました。



 本人でなくとも家族や友人、勤務先が生産者であることの多い南城市での興味深い

6次産業化の取組みについての講義を実際に業務に携わる産業振興課の方に講義をいただきましたが、実家が農家であっても6次産業について知らなかった方もいました。

 また、生産者でなくても、これから商品開発を考えている地域では参考になるポイントが多くありました。

・何を作るのか(類似商品の有無)

・誰に売るのか(ターゲット)

・価格設定

・売り場や売り方等等

良いものでも戦略が必要なことや国の認定が受けれることも知りました。


 9期生の仲村さんの会社は認定事業者です。(内閣府の資料には八重瀬と書いてありましたが、3年前に南城市に変更されたそうです。)その仲村さんより、加工品は作っても販売ルートを探すのが難しいということでした。また、商品化する時は、80パーセントほど出来上がったところで商談に持っていった方が良いと、引き合いのある事業者から要望される(100パーセント、パッケージまで出来て持っていくと、事業者毎のイメージに合わず断られる)等等、現場の生の声が聞けました。


 講義後は3社訪問です。美らイチゴ、美らグリーン南城、美ら音工房ヨーゼフさんを視察させていただきました。偶然にも全て美らで始まる事業者さんとなりました。



 まだイチゴの実はできていませんでしたが、綺麗で広く新しいイチゴハウスの中で、見学とお話を伺いました。観光農園のため、昨年は2万人の入場、今年は5万人を見越しているということでした。34トンものイチゴが出来、その内、1割を冷凍されるそうです。




 美らイチゴさんの計らいで、美味しいイチゴのスムージーを全員でいただきました。

甘すぎず、とても美味しかったです。2月の市民活動フェスタにもフードトラックを出してくれるということでした。


 次にうかがったのは、美らグリーン南城さんです。


 堀川区にできた新しい残渣処理施設です。(沖縄県初の残渣処理施設です)※残渣とはゴミを 溶解・濾過ろかなどのあとに残った不溶物で、最後にどうしても残る灰のようなものです 。

説明を聞きながら、皆、家庭ごみをできるだけ少なく生活することを考えさせられました。


 残渣には水が撒かれ、その水を別棟の工場で処理し海に流せるまでにし、濾された重金属は大牟田市に送られ再生されます。


 

そして、最後に美ら音工房ヨーゼフさんを訪問しました。


 ヨーゼフさんが主に製作されているのは、オーボエという楽器です。黒い本体の木と幾つもの金属のパーツが光って、とても美しいです。日本では、ヤマハとヨーゼフさんの2社がほとんどをシェアしているということでした。



 アフリカから届く木から本体が出来上がります。


 いくつもの機械を使って沢山のパーツが作られていきます。 1階、2階、3階のどの部屋にも工程に合わせた機械がありました。





   メッキされて返ってきたパーツ類は、まるでアクセサリーのようでした。



 いくつかの職場を訪問して、南城市で真摯に仕事に取り組み、課題意識や夢を持ち働く方々がいることは、財(たから)である、まさに人財です。市民大学生の皆さんには、そういう方々と繋がって、自分の仕事の幅を広げたり、自分達が住む地域の活性化に取組んでいって欲しいと願いました。

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